5daysで予定しておりました単位認定型インターンシップ。
コロナ禍の影響を受け、日程を短縮し3daysのwebインターンシップを行いました。そのご様子を一部紹介いたします。
【1日目】
リモートな上、お互いまだよく知らない者同志ということで硬い感じからスタートしましたが、自己紹介・学生同士の質疑応答などを通して少しずつ和らいでいきました。
次は目標設定。将来を見据えたインターンシップですので、将来どんな自分でいたいか。を書き出し、その上で学校生活をどう過ごすかの目標を立て、今回のインターンシップで学びとりたいことを明記していきました。
午後からは、「学生と社会人とのちがい」について考えるワーク。同じ学生同志でも、表現する言葉のニュアンスが異なります。お互いにすり合わせをしていきました。
その後は、実際に三耐保温の新入社員教育でも活用した「入社1年目の教科書」を活用したワークを行いました。
これまでの経験や概念では「えっ!?」と思うようなキーワードも連なる本ですが、53項目の「社会人の基本」には、なぜそれが必要かが書かれています。参加者それぞれ自分が興味を持った項目を読み、要約し、それについての考えを発表し合いました。
【2日目】
同じく建設業の各分野でご活躍の住澤塗装工業様、北栄電設様と一緒に3社縦断インターンを開催。
建設業の業界研究や、各社の役割の違いをクローズアップ。
工事を管理する「施工管理」の職種についての研究を行いました。
そして、実際に現場で行っている「KY(危険予知)活動」では、4ラウンド法を用いて重点目標を決定するというワークも行いました。
この日だけの参加者もいらいして、学生さんにとっても、いろいろな学校の方、いろいろな学年の方、いろいろな社会人と接することは普段からはなかなかできない体験だったのではないでしょうか。
自社だけではお伝えしきれない建設業界の色々な側面がわかる機会となりました。
【3日目】
最終日は、予算や工程を組み立てる「積算」と「工程表作成」。
計算自体は、四則計算(+・-・×・÷)が基本ですが。工事を行うにあたって 工事前に準備しないといけないこと、モノ、配慮しないといけない事柄を考えていくと、思った以上にアタマを使うというのが皆さんの感想。施工管理者が普段おこなっている仕事の一端を体感しました。
最後は個人面談。一人ひとりが自分の「強み」について棚卸しをし、それをどう社会人として生かしていきたいかを確認していき、全日程を終了いたしました。
三耐保温では、インターンシップの内容を初日に立てた目標を元に、内容を少しアレンジするなど、その方たちにあわせたプログラムづくりを心がけています。
webでお伝えできることには限界もあります。個別のインターンシップや見学会も調整しますので、 興味を持たれた方は、是非 お問合せください。